石塀小路
〜古都・スポット風景〜

ねねの道沿いにある石塀小路への入口
ねねの道沿いにある石塀小路への入口
墨文字で書かれた「石塀小路」の文字が、石塀小路入口の頭上にある路地門の外灯に書かれています。遠い昔のレトロな雰囲気が漂います。

京都の市街地は、洛北の鞍馬山や貴船山などといった山々のある北山、洛西の嵐山や小倉山などといった山々のある西山、洛東の如意ヶ岳や大文字山などといった山々のある東山と呼ばれる三山に取り囲まれています。石塀小路(いしべこうじ)は、その三山の一つ、東山の裾野の一画にあります。石塀小路の東側には南北に通る「ねねの道」(下記マップ参照)が、そして西側にはかつて八坂神社の主参道であった下河原通(下記マップ参照)が通っています。石塀小路は豊臣秀吉の正室・北政所(きたのまんどころ)にゆかりのある圓徳院(えんとくいん)に隣接し、また「ねねの道」を挟んだ東側には高台寺があります。

石塀小路は、明治末期から大正初期にかけてお茶屋用の貸家として宅地開発された町並みがほぼそのまま現在に受け継がれている、「ねねの道」と下河原通とをつなぐこぢんまりとした路地空間です。その町並みはお茶屋建築が連なる祇園新橋や祇園町南側の花見小路通界隈とはかなり趣を異にしています。

下河原通沿いにある北側の石塀小路への入口
下河原通沿いにある北側の石塀小路への入口
路地が建物をくり抜いて通っているようなトンネル状の通りとなっていて、通称「トンネル小路」と呼ばれる通りです。
この小路を抜けていくとねねの道高台寺のある方へと出ます。

石塀小路の路面には石畳が敷き詰められ、路地の両側には板張りの高塀や植栽のある前庭、そして通りの名のもととなった石塀が連なっています。車の入れない狭い通りの道はくねくねと折れ曲がり、袋小路になっているところもあります。通りから見える建て物は一見住宅風の表構えですが、その多くは旅館や料亭、喫茶店などの飲食店・宿泊業を営んでいます。

下河原通沿いにある南側の石塀小路への入口
下河原通沿いにある南側の石塀小路への入口
この小路を抜けていくとねねの道高台寺のある方へと出ます。

石塀小路特有の折れ曲がった空間にはどことなく閑寂さが感じられます。と同時に美しく調和した色合いに彩られた景観、そしてそこから独特の落ち着きのあるたたずまいを醸し出している町並みは、どこかしら懐かしさを感じさせ、歩いていて心が安らぐ空間でもあります。

石塀小路は、平成7年12月に「産寧坂伝統的建造物群保存地区」に加えられて、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

閑静なたたずまいを醸し出す石塀小路
閑静なたたずまいを醸し出す石塀小路
写真 
石塀小路の折れ曲がりには静けさが漂います。
全国的に有名になったCMのロケ地ともなりました。

【アクセスマップと近隣の観光スポット】
※マップの操作については下記をご参照ください。

【マップ掲載番号の説明】

図中の右上に表示されている「地図」をクリックして、その下に表示される「航空写真」をクリックし、図を拡大表示する(下記「マップの操作について」参照)とよりはっきりと見ることができます。
  1. ねねの道。この通りの東(地図右側)には高台寺があります。
  2. 石塀小路入口
  3. 下河原通
  4. 下河原通沿いの石塀小路北側入口。「トンネル小路」の通称がある通り。
  5. 下河原通沿いの石塀小路南側入口

マップの操作について

  • マップの上でマウスを任意の方向に動かす(ドラッグする)と表示範囲が変わります。
  • マップの左にある+(プラス)ボタンをクリックする毎にマップが拡大され、−(マイナス)ボタンをクリックする毎にマップが縮小されます。
  • 図の右上にある[地図]のボタンをクリックすると地図タイプを切り替えることができます。
  • 非表示にした吹き出しを再度表示するには、赤いアイコンをクリックして下さい。
  • 最初の状態に戻すには、キーボードのF5キーを押下してください。
posted by はんなり・ジャーニー at 10:54 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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