
増水し濁流となって流れる大堰川(桂川)
台風が過ぎた後の雲一つない好天に恵まれつつも、大堰川の濁流がなんとも皮肉的に見えます。
背後に見えるのは嵐山です。
9月18日撮影。
2013年9月15日から16日にかけて近畿地方などを襲った台風18号による豪雨で、大量の雨水が桂川上流に注ぎこまれ出してくると、多量の濁流となった川の水は、16日未明頃よりその下流に位置する嵐山の辺りで堤からあふれ出し、観光客で賑わう渡月橋を中心とした嵐山一帯を浸水させてしまうという事態が起こりました。これによって、渡月橋近隣の土産物店、旅館、料亭などをはじめとして、嵐山公園の中之島地区および臨川寺(りんせんじ)地区(下記マップ中の番号4・5)が浸水して大きな被害を受けたことは、テレビ、新聞等の報道で記憶に新しいところです。
普段は渡月橋の上からその下を見下ろすとずっと下を優雅に流れる大堰川(おおいがわ)(嵐山付近における桂川の別称)ですが、このときばかりは、今にも橋が押し流されても不思議ではない位の多量で、しかも流れの激しい濁流が襲いました。そのような状況にもかかわらず、渡月橋が持ちこたえたのは幸いなことでした。
人気の「嵯峨野トロッコ列車」も16日、17日と台風による災害の為に運休を余儀なくされました。また、京都府亀岡市から京都市嵐山地域にかけての渓谷美が満喫できる「保津川下り」なども休業に追い込まれていました。
一方、台風18号は、京都市内にある歴史的遺産にも被害をもたらしていました。
洛東・東山(ひがしやま)の麓にある南禅寺では、境内に大量の土砂が流れ込んで、重要文化財の三門周辺や参道を埋め、同じく東山麓の世界遺産・清水寺では、境内で小さな土砂崩れがあり、また大徳寺や曼殊院(まんしゅいん)では本堂などの屋根の一部が破損するなど、他にも多くの被害をもたらしていました。
時間が経つに連れて台風18号が全国的にも大きな被害をもたらしたことが分かってきましたが、一日も早い復旧が期待されます。そして、嵐山・渡月橋界隈もいつもの美しい景観と活気を取り戻してもらいたいものです。
写真集1≪通常の嵐山界隈≫(10枚の写真が表示されます。)
大堰川の右岸沿いにある当地区にはお店が立ち並び、多くの人で賑わいをみせています。
写真集2≪台風通過後9月18日の嵐山界隈≫(15枚の写真が表示されます。)
浸水したこの地区一帯は、公園内のいたる所で漂着物が積み上げられています。日頃の公園の様子からは想像もつかない有様です。
【近隣観光マップ】※図の操作については下記をご参照ください。
【図中番号の説明】
- ※
- 図中の右上に表示されている「地図」をクリックして、その下に表示される「航空写真」をクリックし、図を拡大表示する(下記「マップの操作について」参照)とよりはっきりと見ることができます。
- 三条通
- 渡月橋
- 渡月橋交差点
- 嵐山公園中之島地区
- 嵐山公園臨川寺地区
- 嵐山公園亀山地区入口
- 嵐山公園亀山地区
- 展望台
- 千光寺
- 竹林の道との出入口
- 竹林の道(嵯峨野・竹林の道参照)
- 大河内山荘
- トロッコ嵐山駅(嵯峨野観光鉄道)
- 天龍寺
- 野宮神社
- 落柿舎
- 常寂光寺
- 二尊院
- 保津峡
図の操作について
- 図の上でマウスを任意の方向に動かす(ドラッグする)と表示範囲が変わります。
- 図の左にある+(プラス)ボタンをクリックする毎に図が拡大され、−(マイナス)ボタンをクリックする毎に図が縮小されます。
- 図の右上にある[地図]のボタンをクリックすると地図タイプを切り替えることができます。
- 非表示にした吹き出しを再度表示するには、赤いアイコンをクリックして下さい。
- 最初の状態に戻すには、キーボードのF5キーを押下してください。
近隣の観光スポット情報
上記の【近隣観光マップ】をご参照ください。


