
生い茂る木々の懐深くに包まれた清滝川の清流
そして、秋が深まりあたり一面の楓の葉が色づくと、自然の美なるものを見せてくれます。
京都市北西の山合いをぬって流れ、果ては「保津川下り」で知られる保津川(桂川)に合流する清滝川。
清滝川の清流と、高雄山の麓にあってその渓流沿いの「三尾(さんび)」と呼ばれる栂尾(とがのお)・槙尾(まきのお)・高尾の山里は広く知られているところです。ただ、この三尾のうち、高尾は昔から「高雄」の字が使われています。
ここは京都屈指の紅葉の名所であり、しかも清滝川上流から由緒の深い名刹である高山寺(こうざんじ)・西明寺(さいみょうじ)・神護寺(じんごじ)がたたずんでいます。
京都駅前から西日本JRバスの高雄京北線(周山行き)に乗って栂ノ尾バス停で降りるとすぐ目の前にあるのは高山寺。高山寺から清滝川下流沿いに周囲の景観を楽しみながらおよそ20分歩いたところには西明寺があります。西明寺からさらに清滝川下流沿いにおよそ15分歩いたところにあるのが神護寺です。

高雄橋
清滝川下流へは東海自然歩道が延びていて、この橋を渡って左へ曲がって進みます。
神護寺へとつづく石段の参道前の清滝川に架かる高雄橋から、清滝川下流沿いには東海自然歩道が延びています。この一帯は北山杉の美林と清流を眺めながら爽快な気分で歩くことのできる、風光明媚なハイキング・コースとなっています。そのため、清滝・嵯峨野観光鉄道トロッコ保津峡駅・JR山陰本線保津峡駅方面へのハイカーが目立ちます。
高雄橋から、清滝川の下流にある清滝の集落までは歩いておよそ1時間ほどですが、この間の清滝川の渓流は錦雲渓(きんうんけい)と呼ばれています。
写真集(12枚の写真が表示されます。)
高雄橋から見た清滝川下流の光景。
東海自然歩道は先ず清滝川の右岸沿いに沿って進み、やがて橋を渡って左岸へとルートを変えて下流へと歩を進めて行きます。
清滝は、愛宕(あたご)山南麓に位置していることから、愛宕神社表参道の入口に当たり、愛宕詣(あたごもうで)の休憩地・宿泊地として古くから栄えてきました。清滝川の畔には昔を偲ばせる風情ある家並みが今も残っています。平安朝の昔から、桜やホタル、紅葉の名所として知られ、清滝川の清流に臨んで風光に優れていることから、愛宕山や清滝川を訪れるハイカーの姿が目立つ所以です。
また清滝は、嵯峨野の北に位置しており、愛宕神社一の鳥居のある嵯峨鳥居本から、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)を経て、嵯峨野路とそこに散在する名所旧跡を巡って、嵐山方面へと向かうこともできます。
清滝から10分ほど登り坂を歩くと京都バスの清滝バス停があります。ここから、鳥居本(清滝バス停から2つ目)、嵐山、四條河原町、JR京都駅方面へ向かうことができます。

清滝の集落にある愛宕山・愛宕神社への道標
清滝からさらに下流、保津川(桂川)に合流するまでは金鈴峡(きんれいきょう)と呼ばれ、錦雲渓に負けない渓谷美を誇っています。ただ錦雲渓に比べるとやや歩きにくくなっているところもあります。
ハイキングを満喫した後は、嵯峨野観光鉄道のトロッコ保津峡駅からトロッコ列車、あるいは保津峡駅からJR山陰本線のいずれかを利用します。
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【概観図】※図の操作については下記をご参照ください。
【図中番号の説明】
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- 西日本JRバス・栂ノ尾バス停
- 高山寺〜世界遺産〜
- 西明寺
- 神護寺
- 高雄橋
- 東海自然歩道(高雄・清滝ハイキングコース)
- 橋
- 清滝川
- 橋
- 愛宕山・愛宕神社への道標
- 京都バス・清滝バス停
- 嵯峨鳥居本〜重要伝統的建造物群保存地区〜(図の左上にある−(マイナスボタン)を1回クリックして下さい。中央下に表示されます。)
- 化野念仏寺(図の左上にある−(マイナスボタン)を1回クリックして下さい。中央下に表示されます。)
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近隣の観光スポット情報
上記の「概観図」をご参照ください。


