
東山如意ヶ嶽(にょいがたけ)・大文字山の大文字送り火
気をもんだ一日
8月16日、今年のこの日は近畿各地で朝から局地的に非常に激しい雨が降っていました。
またこの日、お盆に迎えた先祖の霊を送り返し、無病息災を祈る「五山の送り火」が行なわれる京都市内も例外ではなく、大雨・洪水警報が発令され一時豪雨に、また土砂災害警戒情報も発令されるといった、非常に荒れた空模様となっていました。
四条通や五条通など市内の幹線道路の一部の冠水、市内中心部を流れる鴨川も水かさを増やし河川敷の一部の冠水、また嵐山では渡月橋の下を流れる大堰川(おおいがわ)(桂川)の水かさが増え、昨年の台風18号による被害を思い起こさせるほどの状況も見られました。
こうなると朝から気になるのが、送り火が果たして実施されるのかどうか、ということです。
この事に気をもんだ一日でしたが、幸いにも雨は送り火の直前にいったん止んだことから各山では予定通り点火され、古都の夏の夜空を赤い炎が焦がす壮大な光景が今年も無事演出されました。
ただ、大雨の影響で今年の人出は昨年のほぼ半分程の約4万人(京都府警)だったということです。
点火時刻の変更
ところで、今年は1963年以来51年ぶりに点火時刻が変更されています。
実際に点火時刻が変更となったのは「妙法」と「船形」の送り火で、それぞれ5分早まっています。
その結果、大文字が午後8時、妙法が同5分(従来では同10分)、船形が同10分(従来では同15分)、左大文字が同15分、そして最後の鳥居形が同20分となり、最初の「大文字」に続いて反時計回りに5分間隔の等間隔で点火されています。
点火時刻は元々各山でまちまちで、1963年に観光業界の要請で固定化されたといいます。
しかし、別々の山での点火が同時刻に行われるという重なりが見られたこともあり、その解消のためにも等間隔にするよう声が高まったのだといいます。そして今回の点火時刻の変更となったのでした。
【概観図】※図の操作については下記をご参照ください。
【マップ掲載番号の説明】
- ※
- マップ中の[地図]のボタンをクリックして、その下に表示される「航空写真」をクリックし、マップを拡大表示する(下記「マップの操作について」参照)とよりはっきりと見ることができます。
※下記説明中におけるカッコ内の番号が上記図中の番号に対応しています。
- 大文字送り火(1)
- 丸太町(2)〜御園橋(3)にかけての賀茂川(鴨川)堤防
- 松ケ崎妙法送り火≪法≫(4)
- 高野橋(5)北付近の高野川堤防
- 松ケ崎妙法送り火≪妙≫(6)
- ノートルダム女子大学(7)付近の北山通
- 船形万燈籠送り火(8)
- 北山橋(9)から北西の北山通付近
- 左大文字送り火(10)
- 金閣寺道(11)〜西院(12)付近の西大路通(
- 鳥居形松明送り火(13)
- 広沢の池(14)、松尾橋(15)など
図の操作について
- 図の上でマウスを任意の方向に動かす(ドラッグする)と表示範囲が変わります。
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近隣の観光スポット情報
上記【概観図】をご参照下さい。


