2018台風21号の爪痕
〜古都・スポット風景〜

強風でなぎ倒された渡月橋東側の欄干
強風でなぎ倒された渡月橋東側の欄干
5年前の台風18号の時(→台風18号が嵐山に残したもの)には増水し濁流となって流れる大堰川(おおいがわ)(桂川)の流れに押し流されずに、華奢にも見える渡月橋がびくともしなかった記憶が残っていますが、今回の台風21号にはその風の強さに不覚を取ってしまったようです。
写真ではわかりにくいのですが、倒れている欄干を見ていると、折れたりして壊れてしまったというものはないようで、むしろ、橋の下から吹き上げてきた猛烈な風に欄干が持ち上げられて繋がったまま土台から抜けて歩道側に倒れた、という印象です。従って、素人目には、木材を取り寄せて欄干を作り直す必要はないように見受けられます。対応としては、倒れた欄干を持ち上げて、今回の教訓をもとに抜けないように施した上ではめ直す、といった短期間の工事で済むのではとも思え、不幸中の幸いだったように感じます。
渡月橋を往来する多くの歩行者は当面向かい側の歩道のみの通行を余儀なくされるのでしょうから、早く復旧できればいいですね。

気象庁は台風のおおよその勢力を示す目安として、風速(10分間平均)をもとに台風の「大きさ」と「強さ」 を表現していますが、「強さ」はその台風の最大風速によって

  • 33m/s以上〜44m/s未満の「強い」
  • 44m/s以上〜54m/s未満の「非常に強い」
  • 54m/s以上の「猛烈な」

の3階級に区分されています。

今回の台風21号の最大の注目点はその 「強さ」でした。台風21号はその中心付近の最大風速が45m/s(時速に換算すると162q)と「非常に強い」勢力を保ったまま9月4日の正午頃に徳島県南部に上陸した後、近畿地方を駆け抜けていきました。8月までに台風21号が発生するのは47年ぶりという中、「非常に強い」勢力のまま日本に上陸するのは25年ぶりとなるようです。そして、同日18時を過ぎるころになるとやっと非常に強い風が少しずつ治まっていったようでした。

この台風21号は近畿地方を中心に大きな被害をもたらしましたが、中でも、人工島に作られた完全24時間運用可能な海上空港である関西国際空港が滑走路の浸水やターミナルビルの浸水、停電などで閉鎖され、さらに関西国際空港への航空燃料を荷揚げ後、空港の沖合で錨を下ろし停泊していたタンカーがこともあろうに強風にあおられて2qほど北へ流され、空港と対岸の陸地(大阪府泉佐野市)とをつなぐ唯一の関西国際空港連絡橋に衝突し連絡橋が中破、空港が一時孤立した、という報道が流れたのは記憶に新しいところです。

今回は別件でカメラを持って出かけたつもりでしたが、京都市内を回っているうちに台風21号の爪痕を目の当たりにして予定を変更して思いつくままに訪ねてみました(9月6日撮影)。

写真集写真集(29枚の写真が表示されます。)
写真 
渡月橋北詰
日よけの傘がついて腰掛けることのできるものだったと思われますが、強風によって無残にも倒されて壊れてしまっています。

【近隣観光マップ】※図の操作については下記をご参照ください。

【図中番号の説明】

マップ中の[地図]のボタンをクリックして、その下に表示される「航空写真」をクリックし、マップを拡大表示する(下記「マップの操作について」参照)とよりはっきりと見ることができます。
  1. 渡月橋
  2. 嵐山公園中之島地区
  3. 清凉寺
  4. 大覚寺
  5. 北野天満宮
  6. 法然院
  7. 哲学の道
  8. 禅林寺(永観堂)
  9. 南禅寺
  10. 知恩院
  11. 知恩院総門(古門)

図の操作について

  • 図の上でマウスを任意の方向に動かす(ドラッグする)と表示範囲が変わります。
  • マップ中の+(プラス)ボタンをクリックする毎にマップが拡大され、−(マイナス)ボタンをクリックする毎にマップが縮小されます。
  • マップ中の[地図]のボタンをクリックすると地図タイプを切り替えることができます。
  • 非表示にした吹き出しを再度表示するには、赤いアイコンをクリックして下さい。
  • 最初の状態に戻すには、キーボードのF5キーを押下してください。

近隣の観光スポット情報

上記の【近隣観光マップ】をご参照ください。

posted by はんなり・ジャーニー at 11:52 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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